おはようございます。

新シリーズ「ちょっとお役立ちシリーズ」。

頂いた質問や実際に経験した労務関連の時事情報をお届けします。

第1回目の本日は、キャリアアップ助成金の正規雇用等転換コース

についてです。

平成26年3月1日、省令により金額の改正が行われています。

平成28年3月31日までの時限措置として実施されます。

1.有期労働から正規雇用への転換等　30万円（40万円）→　40万円（50万円）

2.有期労働から無期労働への転換等　15万円（20万円）→　変わらず

3.無期労働から正規雇用への転換等　15万円（20万円）→　25万円（30万円）

派遣労働者を直接雇用した場合、1・3については10万円加算があります。

*(　)内は中小企業の場合

人数についても1年度1事業所あたり10人までであった上限が、15人まで**になります。

**無期雇用への転換等は10人まで

事前に計画作成等が必要になりますので、ご注意ください。

正規雇用に転換をしてからでは、この助成金は対象になりません。

転換する手続きや要件を、就業規則または労働協約に明示しなければなりません。

この制度をどのように活用するか。

ただ単に助成金目的だけでは、欲しい人材が確保できるとは思えません。

人材採用が人材育成との仕組みが機能してはじめてこの助成金が

活きてくるものと思います。

 

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