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広島の社会保険労務士　はしおか社会保険労務士事務所

所長の橋岡雅典です

おはようございます。

11月も折り返しとなりました。

さて、前回の続きです。

前回は、採用コストのお話をいたしました。

Ａさんの事例で、3か月間にかかる費用を計算しました。

前回のブログはこちらから・・・

http://www.sr-hashioka.com/2273/

Ａさんは、3か月間つっきりで教えていただいた

先輩のおかげで、3か月経過の日に、

売上100万円契約しました。（売上原価50％）

Ａさんの採用から3か月間の会社に対する収益はいくらでしょうか？

（100万円ー100万円×50％）－2,009,000円＝▲1,509,000円

これでもまだ、150万円の赤字となっていまします。

では、Ａさんの１年間の経費を考えた場合、損益分岐点の売上は

いくらになるでしょうか。

売上原価は50％として考えた場合、

Ｘ－Ｘ×50%=20万円×9か月＋2,009,000円

0.5Ｘ＝3,809,000円

Ｘ＝7,618,000円　約770万円

社会保険等を考慮していませんから、概ね1000万円を

超える売上を年間で上げてもらわないと赤字人材を

雇用しているということになります。

このようなケースに、社長の顔が渋くなって

グチがでるんでしょうね。

「こいつは、働かん！」

 

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